1: ニライカナイφ ★ 2015/09/10(木) 07:16:38.86 ID:???*.net
◆五輪エンブレム再公募も デザイナー「怖くて応募できない」の声
ああ、やっぱり──。
佐野研二郎氏(43)がデザインした東京五輪エンブレムの取り下げに、
「当然。やむなし」と受け止めた人も多かったのではないか。
それほど事態は悪化していた。
信用失墜が決定的になったのは、8月28日に開かれた2度目の会見だ。
大会組織委員会は、佐野氏が応募した「原案」を公表。
赤い丸が右下に置かれていたが、国際オリンピック委員会(IOC)と
組織委の調査で類似する作品が見つかり、組織委が修正を依頼。
佐野氏は、赤い丸を右上に移動させたが、
今度は「躍動感が薄まった」との理由で再修正を依頼し、
その結果、発表されたエンブレムが完成したと説明した。
組織委としては「ベルギーのリエージュ劇場のロゴの盗作ではない」
と主張したはずだった。
だが、原案からの変更が大きく、ネット上では「佐野氏ありきの
出来レースじゃないか」との声が噴出。
加えて、佐野氏が街頭での使用イメージ画像を無断転用していたことも発覚し
もはやボロボロ。
9月1日、佐野氏の申し出によって取り下げが決まった。
「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」
自らのホームページにそうコメントを発表した佐野氏。
取材には一切応じることはなく、予定されていた作品展を自ら延期するなど、
表舞台から姿を消した。
異常なまでのバッシング。都内で働く男性デザイナー(28)は、
「エンブレムやロゴは、左右のバランスなど押さえるべきポイントがある。
今回のエンブレムは基本に忠実で、非常に安定していてカッコいいと思う。
ネット上に『自分も作ってみました~』と軽い調子のロゴが溢れ、
デザインが理解されていないことが悔しかった」
と嘆く。
佐野氏は、エンブレムは「T」以外のアルファベットにも展開できると
説明していて、幅広く使えて、息の長いデザインとなった可能性は高い。
だが、別のデザイン関係者は、
「佐野さんのエンブレムはメッセージがあいまいで受け入れにくい。
組織委の意向で原案から大きく変わったと知り、逆に納得した」と話す。
多くの人を惹きつける明確なメッセージが感じられなかったという。
いま待望論が起きている招致エンブレムは2011年に、
当時、女子美術大4年生だった島峰藍さん(26)が制作したものだ。
写真:当面、招致エンブレムを変更したものを使う
(東京五輪組組織委員会提供)
http://dot.asahi.com/S2000/upload/2015090900006_1.jpg.pagespeed.ce.W6uvEvjytc.jpg
ああ、やっぱり──。
佐野研二郎氏(43)がデザインした東京五輪エンブレムの取り下げに、
「当然。やむなし」と受け止めた人も多かったのではないか。
それほど事態は悪化していた。
信用失墜が決定的になったのは、8月28日に開かれた2度目の会見だ。
大会組織委員会は、佐野氏が応募した「原案」を公表。
赤い丸が右下に置かれていたが、国際オリンピック委員会(IOC)と
組織委の調査で類似する作品が見つかり、組織委が修正を依頼。
佐野氏は、赤い丸を右上に移動させたが、
今度は「躍動感が薄まった」との理由で再修正を依頼し、
その結果、発表されたエンブレムが完成したと説明した。
組織委としては「ベルギーのリエージュ劇場のロゴの盗作ではない」
と主張したはずだった。
だが、原案からの変更が大きく、ネット上では「佐野氏ありきの
出来レースじゃないか」との声が噴出。
加えて、佐野氏が街頭での使用イメージ画像を無断転用していたことも発覚し
もはやボロボロ。
9月1日、佐野氏の申し出によって取り下げが決まった。
「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」
自らのホームページにそうコメントを発表した佐野氏。
取材には一切応じることはなく、予定されていた作品展を自ら延期するなど、
表舞台から姿を消した。
異常なまでのバッシング。都内で働く男性デザイナー(28)は、
「エンブレムやロゴは、左右のバランスなど押さえるべきポイントがある。
今回のエンブレムは基本に忠実で、非常に安定していてカッコいいと思う。
ネット上に『自分も作ってみました~』と軽い調子のロゴが溢れ、
デザインが理解されていないことが悔しかった」
と嘆く。
佐野氏は、エンブレムは「T」以外のアルファベットにも展開できると
説明していて、幅広く使えて、息の長いデザインとなった可能性は高い。
だが、別のデザイン関係者は、
「佐野さんのエンブレムはメッセージがあいまいで受け入れにくい。
組織委の意向で原案から大きく変わったと知り、逆に納得した」と話す。
多くの人を惹きつける明確なメッセージが感じられなかったという。
いま待望論が起きている招致エンブレムは2011年に、
当時、女子美術大4年生だった島峰藍さん(26)が制作したものだ。
写真:当面、招致エンブレムを変更したものを使う
(東京五輪組組織委員会提供)
http://dot.asahi.com/S2000/upload/2015090900006_1.jpg.pagespeed.ce.W6uvEvjytc.jpg
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